こんにちは、茨城県で水道工事を行っているひたちなか市の水道楽です。
毎年やってくる夏の大雨・台風シーズン。実は「うちは高台だから関係ない」と思っているご家庭ほど、意外な被害にあうケースが少なくありません。
本日は、「汚水配管(排水管)」の見直しが、夏の防災対策に直結する理由について、専門家の視点からわかりやすくお伝えします。
「うちは大丈夫」が危ない?意外と知らない台風リスク

台風被害というと、屋根や外壁の破損を思い浮かべる方が多いですが、実は毎年多いのが室内への汚水の逆流です。
なぜ起こるの?
- 強い雨が一気に下水道に流れ込む
- 古い住宅や勾配のゆるい排水管では流れきれず、逆流発生
- 最悪の場合、トイレやお風呂場から汚水が噴き出す事態も…
こうしたリスクは、築年数の経った一般住宅だけでなく、築20年未満の住宅でも起こり得るということをご存じでしょうか?
台風・大雨前にチェックしたい3つの「汚水配管の盲点」
1. 排水桝(はいすいます)の詰まり
庭や駐車場の地下にある排水桝。ここに泥や落ち葉が溜まっていると、雨水が流れず室内に逆流する原因になります。汚水管が原因で異臭にもつながるので、嫌ですよね。
対策:年に1回はフタを開けて、中をチェック&清掃!
2. 下水管の経年劣化
古い塩ビ管(VU管など)は、台風時の水圧に耐えきれず破損やズレが発生。雨が止んでも、長期間の悪臭や地盤沈下の原因になることも。
対策:定期点検で、カメラ調査を依頼するのが安心です。
3. 合流式と分流式の違いを知らない
地域によっては、雨水と汚水が同じ配管を通っている「合流式」が使われています。このタイプでは、短時間の集中豪雨で一気に逆流リスクが高まります。
対策:市町村に確認する or 専門業者に相談!
どう備える?専門家としておすすめする「夏の配管メンテ3選」
- 排水桝の清掃(自分で可)
- 高圧洗浄 or 内視鏡カメラ調査(プロに依頼)
- 必要であれば一部配管の交換・補強
台風が近づくと、工事や点検の依頼が集中しがちです。「異常がないか見てもらうだけでも大丈夫ですか?」というご相談も大歓迎です。
【まとめ】大雨前の「汚水対策」は家族を守る第一歩
大切なマイホームと、ご家族の生活を守るために。
水回りの防災=汚水配管のメンテナンスという意識を、ぜひこの夏から持ってみてください。
「まだ一度も排水桝を開けたことがない…」という方、
「最近なんだかトイレの流れが悪いな…」と感じている方も、
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